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【最新】2025年 小型移動式クレーン運転技能講習 学科試験 過去問公開します

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こんにちは、いなか鉄工です

今回は2025年5月開催の小型移動式クレーン運転技能講習を受講してきたので

小型移動式クレーン運転技能講習の合格率や実際、出題された問題などについて書いていこうと思います

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小型移動式クレーン運転技能講習とは?

つり上げ荷重1トン以上5トン未満小型移動式クレーンの運転業務については、登録教習機関が行う

「小型移動式クレーンの運転技能講習」を修了した者でなければ当該業務に就いてはならず、就かせてはならないことになっています。

なお、当該技能講習は当協会が島根労働局の登録を受けて実施するものです。

(安全衛生法第61条 施行令第20条第7号 クレーン第 68条)

ちなみに、受講資格の制限はないですが満18歳以上の者でないと就業できません。

  • つり上げ荷重0.5トン以上1トン未満→移動式クレーンの特別教育
  • つり上げ荷重1トン以上5トン未満→移動式クレーン運転技能講習
  • 5トン以上→移動式クレーン運転士免許

今回受講した移動式クレーン運転技能講習に合格すると1トン以上5トン未満

の小型移動式クレーンが運転できるようになります

学科講習科目・時間割

学科講習は2日間開催されます

時間割は以下の通りです

1日目

科目時間割時間数
オリエンテーション8:50~9:00
小型移動式クレーンに関する
知識(休憩10分含む)
9:00~12:103
【昼食・休憩】12:10~13:00
小型移動式クレーンに関する
知識(続・休憩10分含む)
13:00~16:103
【休憩】16:10~16:20
関係法令16:20~17:201

2日目

科目時間割時間数
小型移動式クレーンの運転のために必要な力学
(続・休憩10分含む)
8:50~12:003
【昼食・休憩】12:00~12:50
原動機及び電気に関する知識
(休憩10分含む)
12:50~16:003
【休憩】16:00~16:05
修了試験
(16:05から試験説明開始)
16:10~17:101

玉掛け技能講習同様、ハードなスケジュールでした

今回は玉掛技能講習を修了しており、2日目の小型移動式クレーンの運転のために必要な力学

(8:50~12:00)の受講が免除されたため少し楽でした

玉掛けの講習と同様、どの講師の方にも共通していたのはここがテストに出るよ!とか

今から言うことが試験に出るよ!など強調して教えてくれるので

先生の話をちゃんと聞いていれば2日目最後に実施される修了試験で落ちることはないと思います

実際、授業中にいびきをかいて寝ている方もおられました((+_+))

少しうとうとしてしまうのは仕方ないですが大きないびきをかいて寝るのは勘弁してほしいですね笑

講師の方に失礼ですし周りの受講生の方もびっくりして苦笑いしていました^^;

学科試験合格基準

講師の先生から直接聞いた小型移動式クレーン技能講習の合格基準をお伝えします

全体では60%以上正解していれば合格

4科目あり1つでも40%を下回ると不合格

と伝えられました

今回私が受けた試験の科目ごとの配点は以下の通りです

すべて4択問題でした(4つの中から適切なものを選べ・4つの中から不適切なものを選べなど)

  • 小型移動式クレーンに関する知識 5問 (配点30点)
  • 原動機・電気に関する知識 5問 (配点30点)
  • 力学 4問 (配点20点) ←今回は玉掛け技能講習終了しているので回答の必要なし
  • 法令 4問 (配点20点)

合格率は95%以上とのことです

ほぼ合格できるけど、授業を聞かずに修了試験の点数が基準に満たなければ

普通に落ちるそうです(講師の方いわく)

教科書から試験に出るところをチェックしていく

これも玉掛けの時と同じですが、授業は基本的に教科書を読み進めながら進んでいきました

実際に講習で使用した小型移動式クレーンの教科書です 当日配布されました

講師の方が「ここがテストにでますよ~」などと声がかかるので、アンダーラインなどを引いて

後で見返せるようにチェックしていきます

↑の写真のようにアンダーラインを引き試験前に見直せるようにしておきました

実際の修了試験問題

実際に修了試験で出題された問題を現在覚えている範囲で書き込んでいこうと思います

試験終了後問題用紙と解答用紙は回収されてしまうので記憶に残っている範囲で書いていきます

現在、わかる範囲で列挙していきます

以下の4つのうちから誤っているものを1つ選べ

①つり荷から玉掛け用ワイヤーロープを引き抜く場合は、
 クレーンの巻き上げ操作等で引き抜いてはならない

②原動機が動いていたとしても掃除、給油、修理等をしてもかまわない

③積み込むトラック等は必ず駐車ブレーキをかけ、タイヤに歯止めをする

④移動式クレーンにおいて10分間の平均風速が10メートル/秒以上の場合は作業を中止する

答え:②
以下の4つのうちから誤っているものを1つ選べ

①アウトリガービームは設定された張り出幅で必ずロックピンで固定して作業する

②キンクしたワイヤーロープは使用してはならない

③直径の減少が公称径の7%を超えるワイヤーロープは使用してはならない

④外れ止め装置が付いていないフックでも気を付ければ使用してよい

答え:④
以下の4つのうちから誤っているものを1つ選べ

①積載型トラッククレーンの「後方領域」が最も安定が良い領域である

②積載型トラッククレーンの「前方領域」が最も安定が良い領域である

③積載型トラッククレーンの「側方領域」が2番目に安定が良い領域である

④積載型トラッククレーンの側方領域から前方領域へ旋回するときに安定が悪い領域があるので注意する必要がある

答え:②
以下の4つのうちから誤っているものを1つ選べ

①路肩にアウトリガーを設置した

②作業半径は移動式クレーンの旋回中心からフックの中心より降ろした鉛直線までの水平距離を表している

③アウトリガーを設置する際は最大張り出しが原則である

④つり上げている荷の下や荷の旋回する範囲に人を立ちいらせてはならない

答え:①

以上、現在覚えている範囲で問題を列挙しました

修了試験に出る抑えておくべきポイント

続いて、講習の際に講師の先生にここは試験に出るので覚えておいてください

と言われたポイントを箇条書きしていきます

  • 小型移動式クレーンとは1トン以上5トン未満の移動式クレーンのことを指します
  • 5トン未満の小型移動式クレーンはほとんどが箱型構造ジブである
  • ジブ長さはフートピンの中心からジブポイントまでの距離をいう
  • 作業半径とは旋回中心からフックの中心を通る鉛直線までの水平距離をいう
  • アウトリガーは最も安定の高い張り出し幅で、ジブ方向が後方、側方つりの状態での性能を表している
  • アウトリガーはロックピンで固定する必要がある
  • フックには玉掛け用ワイヤーロープの外れ止め装置を備えておく必要がある
  • 作業半径ー揚程図はジブのたわみを含まない
  • 前方領域が最も安定が悪く、後方領域が最も安定が良い
  • 山留めされている掘削現場の近くや路肩は地盤が弱くなっているので、そうした場所から離れてアウトリガーを設置する
  • 油量計により規定量のエンジンオイルが入っているかを点検し、不足の場合は補充する
  • 電圧の高い送電線は、ジブやワイヤーロープ等が直接電線に触れなくても放電することがある
  • 移動式クレーン検査証の有効期限は2年とする

↑の箇条書きの事項の中から多く出題されたので修了試験の前に覚えておくことをおすすめします

まとめ

以上で、2025年5月に開催された玉掛け技能講習の学科講習についての記事を終わりにします

基本的には、講師の言うことをよく聞いて修了試験に臨めば合格できる試験のようです

次回は需要がありそうなら実技講習について簡単に書いてみようと思います

実技講習当日に小型移動式クレーン運転技能講習終了証がもらえました

理由はわかりませんが同じ受験元なのに玉掛けは後日、小型移動式クレーンは当日配布でした^^;

何はともあれ無事に合格できてほっとしました

特に宣伝することもないので私が普段使っているおすすめのボールペンを紹介してこの記事を終わりにします

4色ボールペンを使っています頑丈で使いやすく替え芯の交換も簡単なのでおすすめです

ぜひ使ってみてください。

試験勉強もはかどると思います(^^♪

以上、最後までご覧いただきありがとうございました(^^)

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